借金返済方法〜その1.一般的な返し方〜

 

1.誰かに借りて返す

借金を身内に打ち明けるというのは、本当に勇気のいる事です。
身内で貸してくれる方がいらっしゃるなら、これが最善の方法だと私は考えています。
「恥ずかしい」「怒られる」という観念を捨てて相談しましょう。
ただし、それで借金をキレイにしたら、
二度と同じ過ちは繰り返さない、時間がかかっても必ず返済するという事を
必ず守れる方に限ります。
身内だからと甘えていると、いつか見放されます(そんな事わかってるって?
いやいや、わからない人が世の中にはいるのです)。

2.借り換え(一本化)

「複数借り入れを低金利でおとりまとめ」と聞けば、真っ先にやってしまいたくなる一本化。
誰にも迷惑をかけず、毎月の支払額を減らす事が出来るので、一見効率がいいのですが、
デメリットも多くあります。

銀行や信金などからの借り換えは、当然審査が厳しいです。
審査が厳しい割りに、年利率が10数パーセントです。
消費者金融の、29パーセント前後に比べれば、半分の利率ですが、それでも、
住宅ローンなどと比べるとかなりの高利率ですよね。
そして、ほとんどの銀行が、借り換えの場合、消費者金融が一枚かんでいます
なんだ、借り換えしても、サラ金には変わりないじゃん。
仮に審査が通ったとします。しかし、整理する(一括返済する)金額は、
元本プラス利息だというのをお忘れなく。
つまり、借り換えは20数パーセントの利息に更に10数パーセントの利息が上乗せした形になるという事です。

また、50万以下の小口キャッシングでは、容易に借りる事が出来ますが、
それ以上の貸付は、土地担保や連帯保証人が必要になります。
勿論保証人は誰でもいいわけではなく、収入が安定した人や、担保に出来る土地を持った人
という条件が付きます。
延滞した場合、当然、その保証人に支払請求がいきますし、
公正証書を作らされた場合は、財産差押えになる可能性があります。
また、そんな状態になってから特定調停任意整理などの債務整理をした場合、
借り換えする前に数年それぞれの消費者金融と付き合っていたなら、
「引き直し計算」という、利息の可払い分を差し引く計算で、かなりの減額が見込めたのに、
借り換えをした時点で新規扱いとなるため、ほとんど減額されなくなります

借り換えしても払えないような額であれば、どうせ保証人を頼める人を探さなければならないので、、
それならいっそのことその人からお金を借りた方が何百倍も安全です。

そんな条件で借り換えが出来なくて、「ブラックOK。無担保保証人不要。低金利一本化」
などのうたい文句の業者に手を出す事だけは絶対さけてください
それは間違いなく悪徳業者です。

とにかく、借り換えしてもいい方は、ある程度少額な人、借り換え後の月々返済額で
十分生活して行ける人だけです。

 

そうは言うものの、結局あんだんて家の借金は、この1.と2.の併用で返済することになりました。
身内から借りるには金額が大きすぎるので、半分援助してもらい、あとは借り換えをしました。
しかし、多重債務のとりまとめの借り換え(年利10数パーセント)ではなく、
事業資金(年利4.6パーセント)として借りました。
ですから、サラリーマンや主婦には出来ないワザですし、自営業者でも、
よほど腕のたつ銀行マンを知り合いに持っていないと不可能です。
それでも、やっぱりそれを返して行かなければならないのは変わりないので、
かなり苦しいです。
楽になりたいのであれば、身内に借りるか、債務整理をすることをお勧めします。

 

 

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